ガーター騎士 splendour of King 蒲生総

Kindle unlimited 対象の世界史漫画だったためDL。

副題のsplendourはイギリス英語の綴りだけどIphone はスペルチェックしようとします。アメリカ英語仕様なのですね。

 

ガーター騎士団は最古の騎士団の1つ。後に十字軍遠征のため雨後のタケノコみたいに出てくる騎士団の走りです。

エドワード3世が、フランスとの100年戦争を始めるにあたり、アーサー王や聖ジョージに憧れて作りました。

エドワード黒太子の奥さんのガーターが落ちて、それを拾って足に付けたのが始まりだとか、今も男性は膝に、女性は腕に付ける珍しい勲章です。

調べて面白かったのは、キリスト教以外で叙勲されているのは現在平成天皇のみということ。昭和天皇も大戦後1度名前を外されましたが復帰しました。

長々と書きましたが、これは本編に全く関係ないこと。

漫画を読んで興味を持って調べることこそが目的で読んでいるので、だいぶ脇道に入ってしまいます。

 

漫画はガーター騎士団が出来たところから始まり、少し遡ってエドワード3世が父エドワード2世を廃して王になったこと、そして100年戦争での黒太子の活躍に筆は及びます。

エドワード3世は、母親がカペー家だったからと言ってフランス王権を主張するのはやり過ぎじゃないかと思ってましたが、ジョン欠地王がほとんどなくしてしまった無けなしの大陸領土を奪われての開戦だったのだなあということが分かりました。

正直絵とストーリーは分かりづらくて苦手なのですが、段々変化していくようですし、期待して読み進めているところ。(現在3巻)調べながら読むと勉強になります。

日本の漫画はつくづくニッチで有難いです。

 

追記

最後まで読みましたが、絵とストーリーは変わりませんでした。

エドワード黒太子について調べるきっかけとなったのはいいことでした。