アルカサル 王城 青池保子

カスティーリャ王ドンペドロの物語。

父王の死後、母親の傀儡として王位に就き、反抗するが母の裏切りや異母兄弟エンリケとの確執により最終的に王位を奪われる。

黒太子エドワードに助けを求め、子孫は薔薇戦争のヨーク家となる。

最後駆け足になってしまった感は否めないが、ドンペドロと周囲の人となりを魅力的に描いた重厚な物語だった。

フランスってほんと汚いよなあと思わざるを得ない。

そして黒太子が不憫、、、